>>4 求職中さんのコメントに
>色々な絵を描いてコピーして切って、
>と継ぎ接ぎして一つの絵にしたものです。
とのご自身による解説がありますが、自作絵を切り抜いて
それを改めてコラージュした作品なんですね。労作ご苦労様です。
一つ一つのパーツが響き合い、連関しあって
摩訶不思議なイメージの交響楽を奏でていますが
これは求職中さんの心の奥深くを表したものなのでしょうか?
とくに①左右に配置されたモンスターと人間の顔が向き合うというイメージと
②赤青二色の配色という二点が、みごとに呼応しているように私には感じられました。
しかも、配色された赤青二色とも、これしかないというほど絶妙な色使いです。
>>5 >レタッチ画でもおk?
はい。技法・ジャンルは問いませんのでもちろん大歓迎です。
背景の無数の手と、前景左右に連続する頭部、そして、中央の無明(=闇・無)。
とくに左右の人頭の連続体は、精神=肉体の二元論的によって分断された現代人の
デカルト的均一性を示唆するかのようです。
しかし、そうした近代合理主義的二元論を超越するかのような
前近代的一元論的な根源性(=中央部の無)こそが
この絵画の真のメッセージであるのかもしれません。
>>6 暇人さん、タナシンスレのみならずこちらでも支援していただきありがとうございます。
コテハンのほうが何かと好都合なので「シュン」と名乗ることになりました。
暇人さんの作品全てがそうなのですが、いつもながら惚れ惚れするような上手さですね。
画面全体にちりばめられた断片的色彩は
後期印象派、フォービズム、ドイツ表現主義等を髣髴とさせます。
「デッサンスレ」の木の実と両手のデッサンといい、このリンゴと蛇と少女の油彩画といい
そうした構図の奥に隠された作家自身の深い宗教的精神性を強く感じます。
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